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肩衝茶入 銘 落雁
瀬戸 桃山時代 16世紀 瀬戸の茶入としては古格を脱した室町末期のスタイルであり、渋い褐釉を地釉(じぐすり)にして灰釉を一筆胴に垂らし込みました。口造は厳しく小さく、古格をしのばせますが、肩衝になった胴の張りには、やはり暖みが認められ、時代の下がることをしのばせています。この茶入れは、かつて越後の新発田藩の藩主溝口家に伝わったもので、慈勝庵庵主はこの溝口家の分かれである因縁からこの作品を特に珍重していると聞いています。 |
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仕覆 縦縞間道 石畳緞子 袖地唐花文金襴 | |||||||||||||||
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大海茶入 銘 鳴海潟
瀬戸 室町時代 16世紀 唐物の大海茶入を丁寧に写した瀬戸焼の茶入。古風な作りなので、藤四郎春慶に分類されています。藤四郎とは、瀬戸焼を開いた鎌倉時代の陶工のことです。伝説上の陶工でもあり、彼が出家して、法名を春慶と称した後になって唱えられました。藤四郎春慶とは、そのいわれですが、実際には桃山時代にかかる室町末期の作です。 |
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仕覆 和織緞子 大内桐金襴 | |||||||||||||||
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